二輪取得時講習

普通二輪の取得時講習を受けてきました。3時間分あって、最初の2時間はドライブシミュレータとビデオ、残りの1時間は実車での講習です。

  • ドライブシュミレータ

三菱製の二輪のドライブシミュレータ(OSはWindowsXP)で危険予測の講習です。凶悪なドライバーたちと無邪気なお爺ちゃんと女の子の住む、ニュータウンっぽい街を走り回ります。そこでは、超右にはみ出して左折するトラックや、縦列駐車から急に発進するボルボ、客を拾うために急停車するタクシー、さらにそれをよけるトラックなど危険がいっぱいでした。

なんとか、一人も殺すことなく切り抜けました。講師先生曰く、怪しそうな雰囲気(いかにもボルボが飛び出してきそうなブライドコーナーがあるとか)を察知して、余裕をもって安全回避(ハンドルきるかブレーキかけるか)しましょうとのこと。

とりあえずこのドライブシミュレータ、ブレーキとかアクセルとか、とにかく操作に対するレスポンスがないので、実際との感覚がぜんぜん違います。ホンダ製のやつはもっと高いけど、風が吹いたりもするらしいです。

  • 犯人は左に曲がる

人間は気分が高揚すると、曲がり角で無意識的に左に曲がるそうです。なので、ドライブシミュレータにまたがって気分が高揚したとき、自由に走っていいですよと言われると、T字路では左に曲がる人が多いそうです。同じことがひったくり犯にもいえて、あいつらは逃げるときいつも左に曲がる、と、講習を受けに来ていた刑事さんがおっしゃっていたそうな。

  • 1円と50円

1円玉と50円玉それぞれ直径は何センチでしょうか?と唐突な質問。1円が2センチくらいで50円が2.5センチぐらいかなあ。答えはほとんど同じで2センチぐらい。人は先入観で50円の方が価値があるのできっと大きいはずとおもってしまうそうです。

で、これはバイクと車でも同じで、バイクは1円玉のほうです。車からみると、遅くて、小さくて、という先入観でみられている。だから、バイク直進、車右折で、無理やり車が右折して起こる事故が多いのだそうです。

  • 二人乗りビデオ

17年の4月の法改正で二人乗りで高速を走れるようになりました。同乗者にもちゃんとした乗り方をしてもらないといけないそうです。小型には関係ない話だけど。

アドレス125Vでした。教習所の中をぐるぐる回って練習走行します。技能試験から開放された身としては、本当に気楽に練習できて楽しかった。

当然、1本橋やS字の練習コーナーもあって、いざやってみるとやっぱり難しいです。小型だと、1本橋で10秒以上を目指そうとするとかなり無理があります。